デザインフェスタ 着物ファッションショー
文:yoshii
5月13日 土曜日 東京ビックサイト内にて開催のデザインフェスタ。こちらのショー空間で
藤代工房 オリジナル着物ファッションショー 表現の場を頂いてきました。
7年ぶり 2回目の参加は前回の反省点をいかしてより良い時間となるよう準備を進め
ショーを飾って下さった子供達と共に作る時間は いつもの撮影とは違う緊張感もありながらも
楽しい時間となりました。
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ショーのスタートは7年前に三歳ちゃんで参加して下さった 双子のお二人。
はじまりはドキドキですよね^^
毎度の事ではありますが 私の行動はいつも突発的で、
今回のショーの参加も 今年の目標だった訳ではなく、ふとしたきっかけで
形となりました。幸いにも 動き出すと形になる・・・
不思議といつもそんな感じなのですが、
2回目の参加の大きな思いとして、一つの約束がありました。
“メイクのゆかさん” 私のこうつぶやく名前をご存知の方もいらっしゃいますでしょうか、、
10年前の立ち上げ数か月後から 2011年10月まで藤代工房のメイクさんです。
何回か機会を頂いて彼女の話をする事があったのですが、
がんを患われて、2011年10月帰らぬ人となりました。
彼女と乗り越えた 前回2011年5月のファッションショー
経験不足と準備不足で思うように出来なかった事、ショーの後
沢山の話をして いつか又 絶対リベンジしようね・・・と二人の約束でした。
いつか・・準備が整ったら・・それが10年目の藤代工房 、今回の時間となりました、
メイクのゆかさん
藤代工房スタッフ欄には彼女の名前を今でものこしています。
*
ショーのプログラムを組む上で この思いはとても大きく、
成功させる上で 当時を沢山振り返りました。
前回 出てくれたモデルちゃん達の成長した姿を時間の流れとして
表現する事を盛り込みたく 今回同窓会のような集まりにワクワクし、
当時 三歳ちゃんの着物を着てくれたお嬢様が、ハーフ成人式として歩く姿は
7年でこんなにも成長されるのね・・・・と 驚かされるばかりでした。
前回5歳着物姿で出演してくれたお兄ちゃんは
今回弟君二人と一緒の参加です!
当時のパンフレットの表紙にもなったお嬢様
今回はあずき色 あずき吉野で。
ショー持ち時間は 45分。
35分のプログラムを組んで
進み方や戻りのタイミングなど、ほぼぶっつけ本番でしたが
お子ちゃま達 本当に上手に歩いて下さいました。
着物は吉野ちゃんシリーズをはじめ
私の手描きをモチーフにした華蝶 紅梅 クリーム鶴さんなど
三歳から十三歳サイズまでとしてご紹介をさせて頂きました。
大勢の人が見ている中を歩く事は
子供達にとってどんな時間だったでしょう・・・
*途中でちょっとママが恋しくなって・・・
ママを見つけて、ママ~~~!
お花大好き~~集めました
そして伊勢丹新宿店での販売着物も今年の新作として
五歳男の子が三歳女の子ちゃんをリードして歩きました。
可愛いモデルちゃん達の写真は伊勢丹新宿店販売ページでも
ご紹介していますので是非見て下さいね。
番外編として
藤代工房 カメラマンみよさん事 三好裕司。
前回は写真撮影を担当 今回はモデルとして登場してもらいました。
衣装は私服 いつものみよさんのスタイルです。
音楽に合わせて素敵な笑顔で
姉妹ちゃんで桃色吉野
フィナーレは皆で花道をもう一度歩きました。
私は舞台袖にいたため この表情は後に写真で見る事になるのですが、
みんな活き活きとキラキラした表情で、
形にしたという思いが現れていましたね。
前回 不足していた部分を沢山の方にお手伝い、アドバイス頂き
一つのショーとして形に出来ました。
もちろん完全ではなかったかもしれませんが、
楽しい思い出が沢山残った事には間違いないです。
会場に向かう朝、メイクののゆかさんの妹さん千恵さんにメールで報告をしました、
きっと ゆかさんが手伝いたくてうずうずしているでしょうね、、、と。
側で応援していてくれたと思っています。
来年も挑戦したいね、 スタッフの間ではそんな話もしています、
きっと また次があるでしょうね。
また その時は ご一緒に^^
大勢の皆さま どうもありがとうございました★
司会のおかゆ太郎さん