古い建具の話
yoshii
古い物といったら あれもこれも好きではあるけれど、
時計、椅子と並んで大好きなアイテムと言えば ドア
そして そこにハメ込まれている ステンドグラス
今回はそんなお話しです。
2011年のスタジオ改装時
スタジオとアトリエを繋ぐ インドからやってきたドア
藤代に来て5年になります。
以前 ここがまだ2世帯の空間であった時
このドアに合わせて 壁をくり抜いて取り付けてもらいました。
50年位前の物と伺っています。
かつてイギリス領 植民地時代ヨーロッパの文化が多く入ってきたのでしょうね、
インドやインドネシアの建具にはそんな魅力があります。
こうして日本でまた再利用出来て なんて嬉しい事でしょう。
新アトリエ玄関
1930年頃 イギリス製
昨年建てた新アトリエ玄関ドア
購入は京都のウェリントンさんにて、
悩んで悩んで決めたました。
はめ込んであるステンドグラスはパワーが上昇していくようなイメージです。
建物の顔になる部分ですから決定までに相当時間を要して
またまた建具職人さん泣かせな依頼をいっぱいしてしまいましたが、
素敵に取り付けて頂きました。
玄関入ってすぐにあるステンドグラスも同じくウェリントンさんにて購入です。
こちらも既に80年位の年月を経ています、
素敵な建具を探されている皆様 ウェリントンさんお薦めですよ^^
玄関ドアを開けて入ると さらにドアが三つあります。
こちら三つは日本製
日本の昭和の個人病院であったようなドアと
昔の小学校に合ったような古いドア
こちら初期のやり取りにすれ違いが生じて
枠よりドアが大きい事が判明、
ドアを分解して削って削って 納めて頂きました。
赤い絨毯と合わせて クラシカル感を強調しています。
こだわりたいドア
設計をお願いする段階で すでに買い揃えて、
新アトリエにはあと 3つドアがあります。
二階のメインドア
8の字に惚れ込んで オークションにて購入。
1960年頃のイギリス製
当初 こちらを玄関ドアにとも考えていたのですが
設計士さん達にお薦めされず 却下。
こちらを含め この3つは全てオークションでみつけました、
実はトイレのドアなんて15000円
反りが酷くて曲がってついておりますけど、
そんなの気にしない、
ペンキを塗りなおして良い雰囲気を出して下さっています。
ふと 思ったのですが、スタジオ部分には ドア無かったですね、
全てアトリエ空間でした。
一階でのアトリエ撮影では 大活躍のドア
撮影の際は是非 そんな建具にも触れてみて下さいね。
番外編
自宅マンションベランダ。
ルーバーウインドー
並べて並べて飾っています。
実は8月から大型外装工事がはじまります、
このルーバーウインドー類
一時撤去しなくてはならないんですよね、
さて 一時どこに置きましょうかね、たぶん仕事場に一時保管でしょうから・・・
また アトリエ、スタジオに新しい空間が出来ますでしょうか、、